平ボディトラックの種類や買取のポイント

平ボディトラックの一つにチップ運搬車と呼ぶ車種がありますが、この車種は主に紙の原料の木材チップを工場に輸送する専用のトラックで、木材チップ以外にも家畜の飼料や肥料、穀物など比較的軽量でかさばるものを運ぶ際に利用される車両です。木材チップは軽量などの理由から大容量タイプが主流ですが、中型の平ボディを架装したものも少なくありません。荷台をダンプアップできるタイプもありますが、これは積載物を一気に荷下ろしできるため買取ではこのような機能が備わっている方が査定評価は高くなります。平ボディトラックには、シートを2列にしたWキャブ(5~6人乗り)やアルミブロックなどの種類もあります。

いずれも買取の対象になりますが、アルミブロックは左右後方にあるあおりを開いて荷台部分をフラットにすることもできます。上部が開放されている関係から雨が降っているときでも輸送ができる荷物のみを積載する形になります。そのため、輸送する品物などにより不向きになることもありますが、アルミブロックは標準的なあおりの約半分の重量になることから積載量を多く取れるメリットがあります。このようなメリットは買取のときにも有利になる部分、積載量が大きな平ボディトラックが欲しい新車だと高価なもので手が出せないけれども中古車なら導入できる、このようなニーズにもこたえることができるのがアルミブロックです。

ちなみに、アルミブロックは、素材に光沢があるので見た目もカッコよさがあるなどの特徴を持ちます。