喪服についてのマナーを知る
2022年1月24日

自然葬の概要と今後について

自然葬とは遺骨や遺灰を特定の墓に入れたり寺院に祀るといった方法では無く、海や山といった自然の中に還流させる葬送の方法と言えます。広義には骨壷を使わない埋葬であれば、墓に入れる場合であってもこれをさすケースもあります。日本においては古代から広く行われて来た方法ではあったものの、近代化に伴う法整備との兼ね合いによって廃って来たという歴史的経緯を有しています。しかし1990年代になってから法的な解釈の上では事実上の追認を受けた事、個人の価値観の多様化によって遺言で希望する人も増えた事から、近年は増加傾向にあります。

遺灰の一部を墓へ入れ、一部を自然葬にするといった形で、伝統的な埋葬と併用するケースも増えています。代表的なものとしては特定の樹木を墓に見立てる樹木葬、海洋や山林への散骨等の方法を挙げる事が出来ます。墓の準備を必要としない事から継承の必要が無いので子供がいないようなケースでも実施し易い事、費用の低減が図りやすいというメリットを共通して挙げる事が出来ます。また現在の日本においては埋葬以前の段階での火葬については徹底されている為、自然葬を行っても衛生的な問題に突き当たる事が考え難いというのも、こうした方式を採用し易い利点として挙げる事が出来ます。

核家族化・少子化に伴って特に墓の継承において問題を生じるケースは増加しており、その解決策の1つとしても今後ますます増加傾向となる事が考えられています。

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