喪服についてのマナーを知る
2022年1月18日

自然葬のメリットとは

自然葬とは遺骨や遺灰を海や川、山などの自然に戻して埋葬する葬式のことを指します。遺骨を海や川などに撒く以外にも、墓石の代わりに樹木を植えて墓標とする「樹木葬」という方法もあり、徐々に広まりつつあります。これら自然葬の最大のメリットは、墓の維持が必要ないということです。一般的に墓地では永代供養が謳われていますが、実際は十回忌程度で追加料金を払わなければ墓石が撤去されてしまいます。

撤去され空いた土地は再度整備され、また他の人に売られるのです。こうしたことから後世の負担を減らすために、生きているうちに代々の墓を処分して、自身は自然葬でという人も出てきています。少子化が進み墓の維持が子孫の負担になるほか、墓を守る子孫がそのものがいなくなる可能性があるからです。さらに、自然環境を破壊しないというメリットもあります。

墓地ではコンクリートなどの人工物で土地を固めてしまいますが、海や川に遺骨や遺灰を撒く散骨ではそもそも墓地を必要としませんし、樹木葬なら時間の経過と共に樹木が成長し、墓地が森になっていきます。埋葬と同時に自然を保護することもできるのです。しかし日本では法律上は許されているものの、制度が十分に整っておらず、従来の埋葬方法に慣れ親しんだ人が違和感を覚えることから、理解を示さない人がいるのも現状です。自身の葬儀に自然葬を考えている場合は、法律に従って行うだけでなく、事前に家族や親族の同意を得ることが大切になります。

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