喪服についてのマナーを知る
2022年1月12日

海外では珍しくない自然葬

人間がいくら文明を進歩させているとは言え、いまだ死の運命を回避するまでには至っていません。人間も生物である限りはいつかはその生に終わりを告げ、その亡骸を後に残る人たちに託すことになるのというのは、古来から現在まで変わらずに続いていることなのです。わが国においては遺体は火葬に付され、その遺骨を墓地に納めるというのが通常の方法です。しかし欧米など海外においては火葬せずに、遺体をそのままの形で棺に納めて埋葬するという土葬を取っている国もあります。

この二つの形態に共通しているのは墓地の存在で、火葬の方が必要となる土地の面積は少なくはなるものの、墓地を使用するために決して小さくない金額のお金を必要とするものではあります。そのように墓地という人工的な場所ではなく、死んだ後は自然の中に帰るという思想から来る自然葬を選択するという人が、海外には少なくありません。自然葬は広義では土層も含みますが、狭義では自然の中に散骨するという方式を指しています。例えば生前に海が好きだった人の遺灰を、その人の馴染み深かった海に撒いたり、また山が好きだった人であれば、その遺灰を山の中の土の下に埋めたりといったようにです。

この形態の自然葬を望む人は近年我が国でも多くなってはいるのですが、遺族の感情や法律的な問題といった障害が存在していることから、実際に行われるケースはまだ少ない状態です。しかし自然葬を受け付けている業者はわが国にも存在しています。

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